小倉城庭園(小笠原会館)で、小笠原流の古式に則った「七五三」の参加者を募集します。◆「袴着の祝い」とは古くは男子7歳のとき、子孫繁栄して寿命長久の人を因み(ちなみ)の親に依頼して、袴の腰を当て紐を結んだ儀式で着初めといいました。小人(しょうにん)は白衣で出て、碁盤に乗り吉方に向かい素袴を着せ、袴は因みの親が当てます。現在では5歳の年に行っており、紐付きの着物から、紋服等に着替え角帯を締め袴をはかせます。◆「帯直しの祝い」とは帯直しは女子7歳の11月15日に行われます。これは、小人がはじめて帯を用いる儀式です。小人を吉方に向かわせて、付紐の小袖を脱がせて付紐のない小袖を着せて、帯を結びます。付紐を除いて帯とするところから、帯解きの祝いともいいます。帯親にはめでたい女性の方を頼みます。帯直しの祝いは、付紐をとって自分で帯を結ぶようにとの躾の意味付けで祝いを行います。◆弓の儀式「百々手式(ももてしき)」とは百々手式とは小笠原流の弓の儀式で、祈願・魔性退散又は祝事・祭事に際して行われ、弓箭を本尊に勧請し、酒饗を供えて執り行われます。1回で10人の射手が10手ずつ、合計百手射ることからこのように云われています。今回は子供達のお祝いとこれからの健やかな成長を願って行われます。
令和元年11月17日(日)12時~ 袴着の祝い13時~ 帯直しの祝い14時~ 百々手式
袴着の祝い、帯直しの祝い/書院棟百々手式/小倉城庭園前広場
8,000円(記念写真付き)
・袴着の祝い :五歳の男子とその保護者(原則男親)・帯直しの祝い:七歳の女子とその保護者(原則女親)(数え年、満年齢どちらでも可)・リハーサルに参加できる方(11月9日(土)、16日(土)両日とも午後から2時間程度)
留意事項
・リハーサルの際は、当日お子様がお召しになる衣装をすべてお持ちください。着物の袖、丈などを確認いたします。・保護者の方(儀式参加者)は、儀式当日 男性保護者は紋付袴、女性は着物でご参加をお願いします。
申込方法
「往復はがき」に以下の内容を記入して、宛先へ郵送してください。(応募締切:10月26日必着)応募多数の場合は抽選。【宛先】北九州市小倉北区城内1-2 北九州市立小倉城庭園・催し名・郵便番号と住所・保護者とお子様の氏名(ふりがな)・お子様の性別、年齢、生年月日・電話番号