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2/8〜2/28 「細川ガラシャ」企画展、講演会の開催

このたび小倉城の歴史・文化を広くご紹介するため、天守閣において「細川ガラシャ」に関するミニ企画展、並びに講演会を開催することとなりましたので、ご案内いたします。

小倉城を築いた細川忠興の妻・玉子(洗礼名:ガラシャ)は、慶長5(1600)年の関ヶ原の戦いを前に、西軍の石田三成から人質となることを迫られたが、これを拒否し、死を選びました。その死は大きな波紋を呼び、戦いの行方にも少なからぬ影響を与えたと言われます。徳川家康が率いる東軍に属して活躍した忠興は戦功により、丹後国宮津12万石(ほかに豊後国杵築6万石)から豊前国中津33万9千石(杵築6万石を合わせると39万9千石)に転じ、大大名となりました。

忠興は小倉城を大規模改修して拠点を移し、城下町を建設して、小倉および北九州の基礎を築きました。ガラシャが小倉に来たわけではないですが、夫の忠興が小倉城主になるうえで大きな役割を果たしたと言えます。

本展では、ガラシャゆかりの短刀(島田美術館蔵)を展示するとともに、加藤清正書状(松井文庫蔵)と、元侍女の霜女覚書(永青文庫蔵、今回はパネル展示)によって、ガラシャの最期の様子を明らかにし、小倉城主細川忠興誕生のドラマに迫ります。

現在放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回、主人公の明智光秀の最期が迫るなかで、光秀の娘・ガラシャの最期を紹介し、改めて小倉城の歴史的魅力を紹介させていただきます。

【企画展】
「忠興の妻・細川ガラシャ」

会期令和3(2021)年2月8日(月)~2月28日(日) 21日間
会場小倉城1階企画展示コーナー
【講演会】
日時令和3年2月22日(月)19時00分〜20時30分
講師福岡大学人文学部准教授 山田貴司氏 (元熊本県立美術館学芸参事、「ガラシャ展」を担当)
 会場 小倉城天守閣5階
 定員30人  ※
 演題 光秀の娘・ガラシャの一生 〜あつい信仰と夫・忠興との愛憎劇〜
会費  無料(別途、入城料が必要となります) ※
 参加方法 往復はがき(2人まで)に基本事項(氏名、年齢、連絡先[電話番号、メールアドレスなど])をご記入の上、下記までにご郵送ください(2月8日の消印まで) ※
 郵送先 〒802-0001 北九州市小倉北区浅野3−8−1 北九州市産業経済局観光課(093−551−8150) ※
 オンライン講座開催配信先: https://youtu.be/_XypXThjWdA (会費は無料です)
※講座資料のダウンロードは <こちら> をクリック

※市政だより等では講演会の参加者(30名)を募集していましたが、「緊急事態宣言」の期間延長に伴い、『オンライン配信のみ』に変更しました。

更新日:2021年2月21日